2026年の1月(8日)で、『名探偵コナン』は、テレビ放送の30周年を迎え、
その30周年の記念として、まず最初に1/3日(土)の午後4時半から1時間のテレビアニメのスペシャルとして、
『エピソード“ZERO”工藤新一 水族館事件』が放送されました。
工藤新一が江戸川コナンになる少し前の事件が描かれて、トロピカルランドの下見も含まれています。
この名探偵コナンの『エピソード“ZERO”工藤新一 水族館事件』について、
古参ファンからの目利きで、そのあらすじとネタバレの感想をしてみたいと思います。
名探偵コナンの『エピソード“ZERO”工藤新一 水族館事件』に興味のある方は、ぜひ最後まで読んでいってください。
名探偵コナン エピソード zero 工藤新一 水族館事件のあらすじとネタバレ感想
実は、「工藤新一 水族館事件」は、テレビアニメ『名探偵コナン』の第772話「工藤新一 水族館事件(前編)」と、第773話「工藤新一 水族館事件(後編)」で、2015年3月21日と28日に放送されました。
でも、このすでに過去に放送されたテレビアニメの前編と後編のものは、工藤新一が江戸川コナンとなり、
再び(一年も経っていない)、毛利蘭と、お馴染みの少年探偵団、阿笠博士の全員で一緒に米花(べいか)水族館へ訪れていて、蘭が最初に新一と来た想い出を回想しながら、
当時起こった事件を想い出す物語になるのでした。
そして、この度、テレビ放送の30周年の記念として、さらにリメイクされて、
物語を時系列で言うと、今回の名探偵コナンの『エピソード“ZERO”工藤新一 水族館事件』が、工藤新一と毛利蘭が初めて、米花水族館へ来たときの話になります。
最後には、工藤新一のトロピカルランドでの下見の内容も含まれています。
まさに、エピソード 0(ゼロ)と言うに相応(ふさわ)しいしいタイトルになっているのですね。
ですので、名探偵コナンの『エピソード“ZERO”工藤新一 水族館事件』の水族館に居る間と、最初に帰るところまで、ほぼ同じ内容になっています。
それで工藤新一と毛利蘭の二人は、蘭の別居中の両親を仲直りさせる作戦の場に水族館を選び、その下見のため、米花(べいか)水族館へ来ました。
題して、水族館!ドッキリ再会ラブラブ復活大作戦!!
蘭が言います。
「まず、私がお父さんを誘って、この水族館に来て、魚達が舞い泳ぐ、この幻想的な空間で、お母さんに出会うの!」
「そして、二人は愛し合ってた頃を想い出して、別居は終わり!」
この作戦は、もともと新一が言い出したものだったのです!
それで、作戦名をつけたのは、蘭の友達の鈴木園子(そのこ)でした。
新一は、ロマンチストなんですね。
おそらく、蘭の両親がいがみ合っているのは、お母さんが人質として巻き込まれた事件がきっかけになっていて、
お父さんが妻を救うために発射したことで、お母さんから信用を失ってしまったので、お互いにその心の内を明かして納得のいくまで話さない限り、
そんなロマンティックなことだけでは仲直りはできないでしょう。
でも、蘭にとっては、両親の仲直り作戦は建て前で、蘭の本当の本音は、新一と一緒にデートすることが目的なのでした。
やっぱり、そうなんだろうと思いました。
友達の園子は、風邪で来られないのでしょう。
もし、園子が風邪を引いてなければ、園子と一緒に来て、新一を誘うことはなかったかもしれません。
蘭にとっては、偶然のまたとないチャンスだったのです。
蘭は水族館に来たことがなくて、不安だったということで、新一を誘いました!
その楽しいひとときの中で、新一の鋭い観察眼と推理が、事件以外でわかる場面があります。
幾つか観てみましょう!
・蘭の唇がテカってて、遅れて来たこと、
・蘭の左手での携帯操作(園子からの風邪の容態を知らせるメールや、一つ戻って、前のメールも確認する)、
・蘭のカバンの中に見慣れないファッション誌があり、その雑誌に名刺が挟まれてあるなど
からの推理です。
携帯操作は、画面を見なくても、一つのメールを確認した後、一つ戻って、
もう一つ前のメールの内容も確認するのが、指の操作でわかり、
それが、蘭のお母さんからのメールだろうと推測して、このデートの後に合う時間を確認したのでは?と思ったのですね。
また、名刺の挟まったファッション誌からと、蘭の着て来たお気に入りのワンピがどうかを尋ねられて、
新一の「まぁ、いいんじゃねぇか?」の答えと、
「そんなに服装の評価を聞きたいんなら、オメーの母さんに聞いてみろよ、今夜、食事するんだろ?」の答えに
蘭は、不満と疑問で問いただしたところ、新一は、それに加えた様々なことを、一瞬や、何度か思考を繰り返して、
すでに想像して推理していたことがわかりました。
新一が言います。
「きょうの服装に自信ありな所を踏まえると、
ここへ来る途中、読者モデルにスカウトされて、街角スナップを撮られ、
浮かれてそのファッション誌を買っちまったのは明らかだ。
今度、この本のコーナーに載るかも〜!って自慢できるしな。
まぁ 喜べ。ただの数合わせで撮った子に名刺は渡さねぇから載る可能性は高い。」
いつも蘭を見ていて、カバンの中の見慣れない雑誌に気づくのはわかりますが、
挟まれているのが、名刺だと一瞬で気づくことは出来るでしょうか?
物凄い観察眼ですね。
「問題は、そんなスカウトがうろついてんのは、この辺じゃ3丁目の大通りだけで、
この水族館へ来るには、少々遠回りだってコト。
なのに、なぜ蘭はそんな経路をたどったか。
きっとここへ来る前に寄っておきたい場所があったんだ。
その答えは、オメーの唇を見たら、ピンときたよ。」
「少しテカってる。蘭はリップクリームはつけないから、油を使った料理を口にしたんどろう。
あの大通りにはファストフードもあるから、朝食を食べ損ねて、来る途中で
ハンバーガーでもパクついたってことも考えられたけど
ここのカフェで食事する気満々だったから、それはない。
となると、考えられるのは、ほんの少しつまんで食べられるスーパーの試食品だ!
あの大通りのスーパーは、惣菜が充実していて、きょうは特売日。
だとすると、蘭の親父の今晩の夕飯は惣菜ですまそうってことになる。
倹約家で料理上手な蘭がなぜそうするか…
作ってる時間がないからだ。
今夜は誰かと食事する約束をしているから。
当然、スカウトの目にとまったその服を自慢気に着ていくはず。
もちろん、その食事の相手は、風邪を引いている園子じゃねぇ。
ってことは、残るはもう、メールを確認する表情からして、オメーの母さんしかいねぇだろうが!
まぁ、料理できない理由は他にもあるみてぇだけどな」
これは、地元のことと、好きな蘭のことや習慣、家庭事情などをよく知っているからこそのものですね。
この後、事件が起こります。
新一の鋭い観察眼と推理により事件は無事に解決しますが、犯人の物的証拠を示すことに繋がったのは、
その前に、蘭が左手の手袋を口に加えながら、左手で携帯の操作をしていたときの推理が役立ち、
犯人が同じ動作をしていて、右手の証拠を隠していることに気がついたのだと、私は思いました。
蘭の場合は、右手が空手の稽古で怪我をして、料理ができなかったり、右手をかばって、左手で簡単な携帯操作をするだけになっていることを見抜いていたのでした。
結局、事件の起こった水族館は、縁起がわるいので、
蘭の両親の仲直り作戦の場からは除くことに。
ただ、水族館からの帰り、新一の不注意で蘭の携帯が側溝へ落ちて、使えなくなります。
もっと素早く反応して、転んだ携帯を追っていれば、タイミング的に拾えたのになぁと私は残念に思いました。
それで、携帯の弁償と、お詫びを含めて、
蘭が次の東京都の空手大会で優勝したら、新一のおごりで
新しく東京に出来る設定のトロピカルランド(三重県の志麻スペイン村がモデルだそうです)でデートすることになるのでした。
その時、新一は、倹約家で料理上手な蘭が、なぜ親父の夕飯を惣菜ですますのかのもう一つの理由の推理を明かします。
「ヘイヘイ だけど ま 優勝するつもりなら、早くその右手を治さね〜とな。」
「園子からメールが来た時、オメー 園子と母さんのメールを確認しただけで、返信しなかったろ?」
「しかも、使ってたのは、左手。おそらく利き手の右手をケガしてたから、複雑な操作が必要なメールは打てなかったんだ。」
「手袋を取らなかったってコトは、包帯を巻いてるんだろうけど、まぁ、さっき都大会で優勝するって意気込んでたから、ケガは突き指ってところか?」
「まぁ、俺としては、そのまま治さないで優勝しないでくれれば、おごらないで済むんだけどな。」
と余計なことまで、新一が言ったことで、蘭はムキになって
「ぜ〜ったい治して優勝するんだから!それで、新一にめっちゃくちゃおごってもらうんだ!」
万事休すというところですね。
名探偵コナン エピソード zero 工藤新一 水族館事件のトロピカルランドの下見の感想、登場人物の快斗と青子との遭遇
というわけで、テレビ放送の30周年として、名探偵コナンの『エピソード“ZERO”工藤新一 水族館事件』のプラスアルファで、新一がトロピカルランドでの下見を一人でします。
そして、新一は、本番への備えを完璧にするのでした(約3分半)。
少し不純な気持ちもあってドラゴンコースターよりミステリーコースターに決めようとか、観覧車へも乗ったり、
良さげなアトラクションや乗り物、ランチやデザートの場所も実際に食べて十分に確認します。
メモを取りながら記録し、とても、勉強家でマメですね。
そのとき、途中で流れてきた歌が、かつてのオープニングソング(3代め)になった、
小松未歩さんの “謎” で、とても懐かしさを感じて感動を覚えました(約1分半)。
「この世で あなたの愛を手に入れるもの、踊るライト見つめて、忘れない あ〜ぁ謎が解けてゆく〜♪」
また、蘭とのデートの準備で下見をしている、新一がとても幸せそうだったので、観ている視聴者も幸せな気持ちになったのではないでしょうか?
そして、夕暮れの最後のシメの場所に決めた噴水では、
偶然にも、今後、出会うことになる、蘭にソックリな青子と快斗がソフトクリームを食べながらデートしていて、
そのハズかしい会話の様子から、新一は、絶対に蘭と一緒にココに来ようと決めたのでした。
しかし、本番のデートでは、不運にも問題の黒ずくめの組織のメンバーと遭遇して・・・
このシメの噴水の所まで、蘭と一緒に来ることはありませんでした・・・
それは、なぜかというと、
アポトキシン4869の薬(〇薬?試作品)を飲まされ、
細胞の自己破壊プログラムの偶発的な作用で、
神経組織を除いた筋肉、内臓、骨格、体毛、それらすべての細胞が、幼児期の頃まで後退化して
若返って縮んだからでした。
でも、そこから、『名探偵コナン』の物語が始まるのでした。
きっと、最後には新一と蘭が、トロピカルランドへ再び訪れることになり、
夜のシメの噴水で、二人が口づけをするのではないかなと期待しております。
青山 剛昌(ごうしょう、本名;よしまさ)先生の描きたかった新一と蘭との原点につながるゼロからの話を観てれて楽しかったですね!
『エピソード“ZERO”工藤新一 水族館事件』について、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
少しは楽しんでいただけましたでしょうか?
このたび、名探偵コナンの怪盗キッドこと黒羽快斗(くろば かいと)についての記事を追加しました。
名探偵コナンの怪盗キッドこと黒羽快斗(くろば かいと)に興味のある方は、よかったら読んでいってください。どうぞこちらへお願いします。
