工藤新一 水族館事件 エピソード“ZERO”

2026年の1月(8日)で、『名探偵コナン』は、テレビ放送の30周年を迎えました。

その30周年の記念として、まず最初に1/3日(土)の午後4時半から1時間のテレビアニメのスペシャルとして、

エピソード“ZERO”工藤新一 水族館事件』が放送されました。

工藤新一が江戸川コナンになる少し前の物語が描かれています。

この名探偵コナンの『エピソード“ZERO”工藤新一 水族館事件』の内容について、

長年のオタクの目利きで、ざっくりと振り返ってみたいと思います。

名探偵コナンの『エピソード“ZERO”工藤新一 水族館事件』に興味のある方は、ぜひ最後まで読んでいってください。

工藤新一 水族館事件

名探偵コナンの『エピソード“ZERO”工藤新一 水族館事件』は、

工藤新一と毛利蘭は、蘭の別居中の両親を仲直りさせる作戦の場に水族館を選び、その下見のため、米花(べいか)水族館へ来ています。

題して、水族館!ドッキリ再会ラブラブ復活大作戦!!

蘭が言います。

「まず、私がお父さんを誘って、この水族館に来て、魚達が舞い泳ぐ、この幻想的な空間で、お母さんに出会うの!」

「そして、二人は愛し合ってた頃を想い出して、別居は終わり!」

この作戦は、もともと新一が言い出したものだったのです!

それで、作戦名をつけたのは、蘭の友達の鈴木園子(そのこ)でした。

でも、蘭にとっては、両親の仲直り作戦は建て前で、蘭の本当の本音は、新一と一緒にデートすることが目的なのでした。

やっぱり、そうなんだろうと思いました。友達の園子は、風邪で来られないのでしょう。

もし、園子が風邪を引いてなければ、園子と一緒に来て、新一を誘うことはなかったもしれませんね。

蘭にとっては、偶然のまたとないチャンスだったのです。

蘭は水族館に来たことがなくて、不安だったということで、新一を誘いました!

その楽しいひとときの中で、新一の鋭い観察眼と推理が、事件以外でわかる場面があります。

幾つか観てみましょう!

・蘭の唇がテカってて、遅れて来たこと、

・蘭の左手での携帯操作(園子からの風邪の容態を知らせるメールや、一つ戻って、前のメールも確認する)、

・蘭のカバンの中に見慣れないファッション誌があり、その雑誌に名刺が挟まれてあるなど

からの推理です。

携帯操作は、画面を見なくても、一つのメールを確認した後、一つ戻って、

もう一つの前のメールの内容も確認するのが、指の操作でわかり、

それが、蘭のお母さんからのメールだろうと推測して、このデートの後に合う時間を確認したのでは?と思ったのですね。

また、名刺の挟まったファッション誌からと、蘭の着て来たお気に入りのワンピがどうかを尋ねられて、

新一の「まぁ、いいんじゃねぇか?」の答えと、

「そんなに服装の評価を聞きたいんなら、オメーの母さんに聞いてみろよ、今夜、食事するんだろ?」の答えに

蘭は、不満と疑問で問いただしたところ、新一は、それに加えた様々なことを、一瞬や、何度か思考を繰り返して、

すでに想像して推理していたことがわかりました。

新一が言います。

「きょうの服装に自信ありな所を踏まえると、

ここへ来る途中、読者モデルにスカウトされて、街角スナップを撮られ、

浮かれてそのファッション誌を買っちまったのは明らかだ。

今度、この本のコーナーに載るかも〜!って自慢できるしな。

まぁ 喜べ。ただの数合わせで撮った子に名刺は渡さねぇから載る可能性は高い。」

いつも蘭を見ていて、カバンの中の見慣れない雑誌に気づくのはわかりますが、

挟まれているのが、名刺だと一瞬で気づくことは出来るでしょうか?凄い観察眼ですね。

「問題は、そんなスカウトがうろついてんのは、この辺じゃ3丁目の大通りだけで、

この水族館へ来るには、少々遠回りだってコト。

なのに、なぜ蘭はそんな経路をたどったか。

きっとここへ来る前に寄っておきたい場所があったんだ。

その答えは、オメーの唇を見たら、ピンときたよ。」

「少しテカってる。蘭はリップクリームはつけないから、油を使った料理を口にしたんどろう。

あの大通りにはファストフードもあるから、朝食を食べ損ねて、来る途中で

ハンバーガーでもパクついたってことも考えられたけど

ここのカフェで食事する気満々だったから、それはない。

となると、考えられるのは、ほんの少しつまんで食べられるスーパーの試食品だ!

あの大通りのスーパーは、惣菜が充実していて、きょうは特売日。

だとすると、蘭の親父の今晩の夕飯は惣菜ですまそうってことになる。

倹約家で料理上手な蘭がなぜそうするか…

作ってる時間がないからだ。

今夜は誰かと食事する約束をしているから。

当然、スカウトの目にとまったその服を自慢気に着ていくはず。

もちろん、その食事の相手は、風邪を引いている園子じゃねぇ。

ってことは、残るはもう、メールを確認する表情からして、オメーの母さんしかいねぇだろうが!

まぁ、料理できない理由は他にもあるみてぇだけどな」

これは、地元のことと、蘭のことや習慣、家庭事情などをよく知っているからこそのものですね。

この後、事件が起こります。

新一の鋭い推理により事件は無事に解決しますが、縁起がわるいので水族館は作戦の場からは除くことに。

ただ、新一の不注意で蘭ちゃんの携帯が側溝へ落ちて、使えなくなったお詫びに、

次は新しく東京に出来る設定のトロピカルランド(三重県の志麻スペイン村がモデルだそうです)でデートすることになり、

新一は、その下見をして本番への備えを完璧にするのでした。

そのとき、忘れていた音楽が流れてきて、懐かしいなぁと感じました。

そして、本番のデートで、不運にも問題の黒づくめの組織のメンバーと遭遇して・・・

『名探偵コナン』の物語が始まるのでした。

青山 剛昌(ごうしょう、本名;よしまさ)先生の描きたかった新一と蘭との原点につながるゼロからの話を観てれて楽しかったですね!

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