大塚明夫(おおつか あきお)さんは、日本の有名な声優界の重鎮で、ルパン三世の石川五右衛門の初代の声優で有名な、大塚周夫(ちかお)さんの息子さんでもあります。
その低く渋い独特な声質が特徴で、主に男性キャラクターの多くのアニメ作品のほか、声優業だけでなくナレーターとしてナレーションを担当することも多くあります。
また、卓越した演技力は非常に高く評価され、多くのファンを魅了しており、俳優としても幅広くご活躍されています。
その魅力的な声と演技力で、スティーヴン・セガール、ニコラス・ケイジなどの吹き替えでも有名で、数々の映画作品を彩ってきました。
経歴
- 大学中退後、トラック運転手などを経て、父である大塚周夫(ちかお)さん(ルパン三世の石川五右衛門の初代の声優)の影響もあり、声優の道へ進むことになりました。
- 文学座附属演劇研究所を経て、劇団こまつ座に所属し、舞台俳優として活動されていました。
- 1988年:マウスプロモーション(旧江崎プロダクション)の所属。
さらに、ゲームでも有名で、多くのアニメ作品により、ゲームファンからも愛されています。
- ゲーム代表作:
- 『メタルギアソリッド』シリーズ(ソリッド・スネーク)
- 『戦国無双』シリーズ(本多忠勝)
今後も、様々な作品や活動でご活躍されることを期待しております。
それでは、大塚明夫さんの代表的なキャラクターをいくつかご紹介します。
闇医者、再び。大塚明夫(キャラ紹介)が息吹を吹き込む、ブラック・ジャックの世界
闇を纏(まと)う声、大塚明夫(キャラ紹介)のマーシャル・D・ティーチ黒ひげ(ONE PIECE)、その圧倒的な存在感
マーシャル・D・ティーチ、通称「黒ひげ」は、主人公 ルフィの最大のライバルの一人であり、ルフィたちの冒険に大きな影響を与え、「ONE PIECE」の世界において、物語の核心に深く関わる、まだまだ謎の多い重要なキャラクターです。
黒ひげの人物像、その魅力
- 所属:黒ひげ海賊団船長、四皇
- 特徴:
- 非常に野心的で、目的のためには手段を選ばない冷酷さを持つ。
- 「ゼハハハハ」という独特な笑い方が特徴。
- 体格が大きく、豪快な性格。
- 複数の悪魔の実の能力を同時に使える異形(いぎょう)な体(特異な体質)を持つ。
- 物語の鍵を握る存在:
- 「D」の一族の一人であり、物語の核心に深く関わっている。ひょっとすると、黒ひげの祖先は、800年前までの空白の100年間の戦いで、ジョイボーイたちの奇襲攻撃の作戦をリークして裏切った「D」の一族のスパイで、黒ひげは、その末裔(まつえ)になるのかもしれませんね。
- 野心家:
- 自分の国を持ちたいと望み、さらには「世界の王」としての頂点を目指し、そのために必要な力と地位を貪欲に求めます。「人の夢は!!!! 終わらねェ!!!」「夢は笑われるくらいが ”ちょうどいい”」「笑われていこうじゃねぇか!」「高みを目指せば 出す拳(こぶし)が見つからねぇ ケンカもあるもんだ!!!!」
- 40年前まで世界最強と言われたロックス海賊団の船長、ロックス・D・ジーベックの意思を引き継いでいると思われ、同じ「世界の王」を目指していたこともあり、ひょっとしたら、黒ひげと血縁関係があるのかもしれません。
- かつては、白ひげ海賊団に所属していたが、仲間をあやめて、ヤミヤミの実を奪って裏切り、船を去りました。
- 白ひげの死後、グラグラの実の能力を奪い、世界を揺るがす力を手に入れました。
- 圧倒的な力:悪魔の実を複数持ち、ヤミヤミの実(自然系、闇を操り、相手の悪魔の実の能力を無効化したり、吸収できる)、グラグラの実(超人系、地震や津波を起こし世界を揺るがす)、さらに、動物系の実の能力も持つことになる、又はすでに持っているかもしれません。
- 自分の魂だけでなく、母親や妹の魂を何らかの方法で体へ取り込み、3つの魂を持っているのかもしれません。(悪魔の実の能力を一人で3つ持てる理由!?で異形(いぎょう)な体の特徴を表している!?)
- 予測不能な行動:
- 目的のためには手段を選ばないため、常に周囲を驚かせる行動を取ります。
- ルフィのライバル:
- ルフィと同じく、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を狙う海賊の一人。
- ルフィの成長を促す存在として、物語に大きな影響を与えています。
黒ひげの物語での活躍
- 王下七武海:
- 追ってきた元隊長のエースを海軍に引き渡し、王下七武海の一員となります。エースがいなければ、ルフィが最初に狙われていました。
- 頂上戦争:
- 白ひげの死に乗じて、グラグラの実の能力を奪い、四皇の地位を確立します。
- 新世界:
- 勢力を拡大し、世界政府や、他の四皇(候補を含めて)と激しい覇権争いを繰り広げます。
- 今後の予想として、ロックス・D・ジーベックが負けて辿(たど)った過去の歴史を教訓として、いったんは、部下を使って天竜人の食糧危機を助けて気に入られたり、海軍へは人質にしたガープ中将を利用したり、世界政府の五老星として部下を潜入させ(広く周知されていない盲点を衝(つ)いて、イム様に消滅させられたサターン聖として)、まずは戦略的に「黒ひげ王国」を実現させるのではないでしょうか?
- また、大塚 明夫さんのわるっぽさの出た深みや凄みのある声が、黒ひげの魅力をよりいっそうに引き立てています。
- この4月から、「ONE PIECE」の新しいストーリーのテレビアニメが再開され、放送枠が深夜へ移りましたが、2025年4月6日(日)23:15~から(フジテレビ系、関西ではKTV関西テレビ)、黒ひげは、ラスボスになる可能性もあり、今後のさらなる新展開にワクワクして期待しながら、観続けてゆきたいと思います。
早撃ちの美学に響く声、大塚明夫(キャラ紹介)が演じる相棒(パートナー)次元大介(ルパン三世)、その粋(イキ)な生き様
次元大介(じげん だいすけ)は、主人公 ルパン三世の相棒で、卓越した射撃の腕を持つクールなガンマンです。
次元大介の声優
- 初代:小林清志(きよし)(1971年 – 2021年)
- 二代目:大塚明夫(2021年 – )
- 小林清志さんが、1971年のアニメ放送開始から50年以上の長年に渡り、次元大介の声優を務めていましたが、2021年に高齢(88歳)で引退され、大塚明夫さんが後を引き継ぎました。
- 大塚明夫さんは、2021年放送開始の『ルパン三世 PART6』から次元大介役を担当(放送初回は、小林清志さんが最後に次元大介を演じる作品となる 「EPISODE 0 ―時代―」を放送し(2021年10月9日(土))、それ以降の放送回では、大塚明夫さんが次元大介を演じました)。
- また、大塚明夫さんは、ルパンファミリー初参加となりますが、引継ぎ前までには複数のルパン三世作品でゲストキャラクターとして出演していました。ちなみに、父である大塚周夫(ちかお)さんは、ルパン三世の石川 五右衛門の初代の声優でありました。さらに、大塚周夫さんは、小林清志さんの先輩でもありました。まさにご縁ですね。
<小林清志さんのコメント>
次元はそんじょそこらの悪党とは違うぞ。江戸のイキというもんだ。変な話だが、次元は江戸っ子だ。明夫ちゃん、これは難しいぞ。雰囲気は JAZZにも似ているんだ。
ルパン。俺はそろそろずらかるぜ。 あばよ。
<大塚明夫さんのコメント>
清志さんが50年をかけて生命を吹き込んだ次元大介は、もはや清志さんそのものだと思っています。
次元大介から清志さんじゃない声が聞こえてきたらイヤです。もしかしたら誰よりも。
だからこそ、そんな自分さえも納得させ得る次元大介になろうと勝手乍ら(ながら)心に決めました。江戸の粋(イキ)、江戸っ子、JAZZ、胸にしっかり刻んで バトン、受け取らせていただきます!
次元大介の人物像、その魅力
- 特徴:
- 常にソフト帽を目深(まぶか)にかぶり、顎髭を生やしたクールな外見。
- 卓越した射撃の腕前を持ち、特に早撃ちは0.3秒とも言われる。
- 寡黙で冷静沈着な性格だが、ルパンとは固い絆で結ばれている。
- 酒とタバコをこよなく愛する。
- ルパンの相棒、ルパンとの固い絆:
- ルパンの信頼できる相棒であり、彼の計画を射撃の腕でサポートします。
- ルパンとは、互いに信頼し、尊重し合う関係です。ルパンとは対照的に、冷静かつ現実的な考え方を持ち、ルパンの突飛な行動にツッコミを入れることもあります。
- 二人の友情は、作品の重要な要素の一つとなっています。
- プロのガンマン、卓越した射撃の腕前:
- 彼の射撃シーンは、作品の見どころの一つです。
- その射撃の腕前は超一流で、正確無比な狙撃や、0.3秒とも言われる早撃ちは、敵を圧倒し、観る者を魅了します。
- 拳銃だけでなく、ライフルや重火器など、あらゆる銃器を使いこなします。
- クールなキャラクター、ハードボイルドな魅力:
- クールでニヒルな雰囲気と、ルパンとの掛け合いや、時折見せるユーモラスな一面も、彼の魅力を引き立てています。
- 酒とタバコを愛し、寡黙で冷静な性格と、自分の信念を貫くハードボイルドな生き方が、多くのファンを惹きつけています。
アニメ「ルパン三世」について
次元大介は、「ルパン三世」シリーズに欠かせない、魅力的なキャラクターです。私が最初に「ルパン三世」を観たのは、小学生の低学年の頃で、偶々(たまたま)、テレビのスイッチをつけたと同時に、1971年版 PART1のオープニングテーマソングで始まった、初回放送のアニメでした。
しかし、オープニングで登場した主人公のルパン三世が、スポーツ刈りよりも丸刈りに近い髪型のためか、顔もお猿さんのようで、思わず「だっさ~」と言うほど、カッコわるい主人公だったので、その後のスートリーを観るまでに至らず(観る気にもならず)、1ヶ月くらい過ぎていました。ただ、実家の店の客待ちに置いてあった平凡パンチだったか、青年向け週刊誌のマンガに「ルパン三世」の原作者であるモンキー・パンチ(加藤 一彦)さんの他のマンガが掲載されていることを知っておりました。エロティック・クライム・サスペンスと言われ、絵のタッチと内容から子供が観るものではなくて、大人のマンガだなとは思っていました。
ところが、クラスの友達と、「ルパン三世」の話題になり、泥棒の話で面白いから観てみてと言われて、何話かで初めてストーリーまで観たところ、スピード感があり、面白いの何の、いっぺんに虜(とりこ)になってしまいました。次元大介との息もピッタリと合い、ルパン三世とは昔からの知り合いのようでした(数々の作品の中では、出会いの異なるパターンも幾つかあるようですが)。
アニメ「LUPIN ZERO」について
最近、13才の中学1年生のルパン(カタギになるか(父の希望)、家業を継ぐか(祖父の希望)で迷っている頃の)と、同級生の次元との出会いの物語(誰もが知る「大泥棒」の、誰も知らない「はじまり」の物語)を、これも偶々(たまたま)、YouTube(2話ずつ)で観ることができました。後で調べてみると、それは、昭和35年(1960年代)を舞台にした、6話で構成の スピンオフ アニメ作品で、すでに2022年12月1日(金)16:15から、新しい動画配信サービス DMM TVで2話ずつ同時に独占配信された『LUPIN ZERO』(ちなみに、ルパンの声優は、畠中 祐(はたなか たすく)さん、次元の声優は、武内 駿輔(たけうち しゅんすけ)さん)でした。
中学1年生のルパンは、いきなり中間テストで学年のトップになる優秀さ、髪型も若々しく長髪で、わりとカッコいいし、「女は守れってのが、うちの家訓なんだ」という少しマセてはいるけど、大人になってからのルパンにも繋がる、頭もスマートで、頼もしいマインドの持ち主でした。
一方で、次元大介は、父親が傭兵で、子供の頃(子守歌の代わりが銃声、鉄ヘル(ヘルメット)の代わりが丼(どんぶり;食べる時の容器と兼用)だった)から、世界中の戦場を命がけで回り、拳銃だけでなく、ライフルや重火器など、あらゆる銃器を使いこなすことができました。
そして、中学1年生の次元大介は、本物のマグナムの拳銃を隠し持ちながら登校していて、中学校へケンカの仕返し(お礼参り)に来たバイクなどに乗った高校生たちを、いきなりぶっ放した拳銃で追い払ったのには、度肝を抜かれました。それだけの騒ぎを起こしても問題になっていないのは、その時代背景にあるのか(昭和らしい!?)、次元がルパンと知り合いになり、相棒として一緒に遊ぶようになるまでは建前上、外国へ行ったりと学校へは殆ど出席しなかったから有耶無耶(うやむや)になったのか、見て見ぬふり(触らぬ神に祟り(たたり)なし?)なのか、わかりませんが。でも、そのとき、すでに働いていて、お上がスポンサーの大日本任侠會(だいにほん にんきょうかい)の皆さん(いわゆる極道さん)の、拳銃を使う仕事を請け負ったり、キャバレー内の客に紛れて相手と契約して黄金製の拳銃の売却の取引をしたりと、闇のビジネスを仕事としていました。
そして、ルパンは、父の言いなり(望むカタギ)にはならず(父との勝負に勝ち、餞別としてワルサーP38の拳銃を譲り受ける)、祖父の言いなり(望む用意されたままの泥棒)になるのでもなく(父の助けもあり、祖父からの跡目候補たちとの競争、祖父との勝負にも勝つものの)、同じ泥棒でも、ルパン三世として、「俺のワクワクの言いなりになる、好きに生きる」を選んで決めた。そのルパン三世が、一番最初に盗んだのものは何かというと、それは、ルパンの決意に惚れ込んだ次元大介の心でした。だからこそ、心を盗まれた次元大介が、ルパン三世の相棒になれた由縁(ゆえん)になるのだと、改めて納得したのでありました。
神と閻魔(えんま)、そして武道。大塚明夫(キャラ紹介)が紡ぐ、ザ・マン(ザマン)、超人閻魔(えんま)、ストロング・ザ・武道(ザ武道)(キン肉マン 完璧超人始祖編)の神話
ザ・マン、超人閻魔(えんま)、ストロング・ザ・武道は、最近、アニメが再開(2024年7月より)されたキン肉マン(完璧超人始祖編、パーフェクトオリジン)に登場する謎のキャラクター(本格的にはSeason 3の2025年7月より!?)です。
私がキン肉マンを知ったのは、学生から就職し、社会人として働き始めた頃で、ちょうどドラゴンボールと重なりますが、週刊少年ジャンプのマンガではパラっと見るくらいで、アニメはあまり観ておりませんでした。
再開したアニメを機に観始めたところ(マンガとともに)、超人が宇宙平和のため、人間も守るために生まれてきたことや、技にも慈悲の心が必要なことを知り、面白(おもしろ)、可笑(おか)しく描きながらも、これからの善悪を超えた心をひとつにすることを大切にしなければならない地球人にとって、鋭く問いかけをしている作品であるなと改めて思いました。
ザ・マン、超人閻魔(えんま)、ストロング・ザ・武道のキャラの詳細が知りたい方は、こちらへどうぞお願いします。

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