深淵なる不動の槌壁、アビスマン(キン肉マン)の正体?その強さ技は?容姿や素顔に名言は?

2025年のキン肉マン(完璧超人始祖編、パーフェクトオリジン)Season 2 のアニメ放送(2025年1月12日より毎週日曜、夜11時30~(初回57分~)TBS系、関西ではMBS毎日放送)の再開を機会にキン肉マンのアニメについて、調べ始めました。

この記事では、Season 3以降に現れるかもしれない、キン肉マンのアビスマンについて、その強さや技、生い立ちやプロフィールを3分間で知ることができます。

キン肉マンのアビスマンに興味のある方は、ぜひ最後まで読んでいってください。

アビスマン(キン肉マン)の正体は?(マンガ初登場?):所属は? 強さ(超人強度)は?身長などは?(一部ネタバレ注意かも!?)

公式:https://wpb.shueisha.co.jp/kinnikuman/?character=abisuman(公式より引用)、所属:完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)、超人強度:2600万パワー、出身:トルコ、身長:202cm、体重:185㎏、異名: “完璧・肆式”(パーフェクト・フォース)、パーフェクト・ザ・ルール

所属:アビスマンは、完璧超人始祖(パーフェクトオリジン)のひとり、完璧・肆式(パーフェクト・フォース)である。異名は、パーフェクト・ザ・ルール(初登場:マンガ第46巻 第75話「超人墓場の掟(おきて)!!の巻」)

強さ(超人強度):2600万パワー

超人の強さの強度を表したもの。基礎体力や筋力だけでなく、超人が本来持っている生命エネルギーの総量。技も総量にミックスされるらしい。感情や意思、精神力の状態により、その時々に応じて、変化するものと思われ、超人によっては、なんと爆発的な生命エネルギーへと増大する場合がある

解説者のタザハマさんが「超人のパワーを数値化したもので、高いほど強い」と解説していた。アニメのキン肉マンでは「これはあくまでもパワーで、本当の強さはこれに技がミックスされたもの」と話していた。

キン肉マンのふつうの状態で、95万パワーなので、アビスマンの 2600万パワーは、とても強い超人の戦士であると言えます。

アビスマン(キン肉マン)の正体は?:必殺技 アビスガーディアンは? (一部ネタバレ注意かも!?)

必殺技アビスガーディアングレイブヤードタックル奈落斬首刑

完璧(パーフェクト)超人奥義 アビスガーディアンは、背後からの攻撃をアビスマンが察知した瞬間、現れる盾(バリヤー)で背中を守ります。その防御力は、非常に強固で、背後からの攻撃全てを弾き飛ばして無効化することができます。

超人閻魔(えんま)ことザ・マンの指導により、全方位に気を張り巡らす集中力と、それに対応する反射神経を習得していましたが、さらに座禅による瞑想などの精神修行によりアビスガーディアンを体得したと言われています。

このため、アビスマンの背後からのあらゆる攻撃、技などは、通用しません。そこで、アビスマンは、「特別に背中を拝ませてやってるのは長年のよしみとしてのサービス」と、悪魔将軍ことゴールドマンですら破れなかったという実績による確信が欲しかったのでしょう、背面からぶつかっていきます。

やはり、悪魔将軍ことゴールドマンでさえ、しっかりと背面を取ったものの、盾(バリヤー)が発現して弾き飛ばされて出血してしまい、背後からの攻撃を断念したほどの防御力でありました。

アビスマンは、始めは自分のフェイバリット(必殺技)を温存しながら、自分が得意とする真正面からの取っ組み合いによる真っ向勝負で、悪魔将軍ことゴールドマンと互角を超えて闘います。

それから、温存していたフェイバリット(必殺技)を使って、いったん優勢になります。

しかし、戦術面やテクニックでは、古代より悪魔将軍ことゴールドマンの時代から、ゴールドマンが上回っていたようで(お互いに成長しているものの)、その後は悪魔将軍が、冷静に反撃に転じます。

アビスマンは、正面からの攻撃で、背面まで通すほどの衝撃で、背中までダメージが突き抜けるような場合には、盾(バリヤー)を発現することができません。悪魔将軍に「正面から背中を攻撃された場合、アビスガーディアンを使うことができない」という弱点を突かれました。そこからの悪魔将軍の圧倒的な強さならではの、真正面からの攻撃で、ついに無敗のアビスマンの盾(バリヤー)が砕かれてしまいます。

その際、アビスマンが、悪魔将軍に対して「そんな発想があるのはお前だけだ」「真正面から投げられるなんて考えなかった」と口にしたのは、一般の完璧(パーフェクト)超人からはケタ違いに強い完璧超人始祖(パーフェクトオリジン)である自分に、真正面からの攻撃で打ち崩そうという者が、これまでに誰もいなかったからではないかと、私は思いました。

アビスマン(キン肉マン)の正体は?その紹介:必殺技 グレイブヤードタックルは? (一部ネタバレ注意かも!?)

グレイブヤード(墓場)タックルは、アビスマンの左肩にトゲのような巨大な突起物(燃える炎のようなトゲへと変化させた絶対の神器「焔(ほのお)のダンベル」)を、相手の正面から突進してショルダータックルをしながら、腹部に突き刺して串刺しにしたり、突き刺して上空へ回転を加えながら吹っ飛ばしたりする技です。

悪魔将軍ことゴールドマンへの攻撃の際、グレイブヤードタックルの突進の勢いで悪魔将軍を上空へ吹っ飛ばした後、次の奈落斬首刑の大技でトドメを刺すためのコンビネーションの連続技でありました。

完璧超人始祖(パーフェクトオリジン)たちが、所持している絶対の神器のダンベルは、始祖(オリジン)の命の結晶であり、ダイヤモンドパワーと同じ硬度10よりも硬い!?

アビスマンは、その硬度において、絶大なる硬さへの信頼をしていたと思われます。

そのため、硬度調節機能が働いている状態の悪魔将軍ことゴールドマンのダイヤモンドボディをも貫(つらぬ)いて、容易に上空へ回りながら吹っ飛ばされたのだと、私は思いました。

アビスマン(キン肉マン)の正体は?その紹介:必殺技 奈落斬首刑は? (一部ネタバレ注意かも!?)

完璧・肆式(パーフェクト・フォース)奥義 奈落斬首刑は、グレイブヤードタックルなどで空中に浮かせた相手を目掛けてジャンプし、両拳でアッパーを放ち、両手を相手の首に突き刺したまま逆さに落下し、後頭部からマットに叩きつける技です。頭部破壊はもとより首折りまで狙う、非常に危険な大技であります。

ある墓守鬼(はかもりおに)曰く(いわく)「噂でしか聞いたことがないアビスマン様のサイコーの決め技」でありました。

アビスマンは、ダイヤモンドパワーに頼らず、純粋な生身の体で自分の奥義の技により、悪魔将軍ことゴールドマンのダイヤモンドパワーの硬度調節機能を、ダイヤモンドボディ化した状態から一撃で破壊して機能停止させることがでた初めての成功者でありました。これは超人閻魔(えんま)ことザ・マンの必殺技「冥府頭壊手」でもできなかったことから、とてつもない快挙でありました。

かつて、アビスマンが、悪魔将軍ことゴールドマンに、「このオレさまが肆式(パーフェクト・フォース)奥義“奈落斬首刑”にさらに磨きをかけ、先にザ・マンを倒しちまうぜ~っ!」と宣言していました。

悪魔将軍ことゴールドマンでさえ、この技に対するアビスマンの自信を否定していなかったので、アビスマンの宣言のとおり直撃ならば一撃で倒されていた威力があったかもしれません。

また、超人閻魔ことザ・マンが、かつて言っていた「いつの日か……お前たちの中の誰かが、今の私の想像を超える奥義で私を倒す日を待っている」という言葉に答えるため、研鑽を続けたアビスマンの成果、まさにその奥義であったと言えるかもしれませんね。

しかし、善戦したのですが・・・。いくつかの敗因がありました。

そのひとつは、悪魔将軍ことゴールドマンのダイヤモンドボディが完全なるもので、トドメを刺すまでには至りませんでした。

そして、もうひとつは、「完璧(パーフェクト)超人に同じ技は 2度と通用しない」という教えに反したことでした。皮肉にも「パーフェクト・ザ・ルール」の異名をもつアビスマンが悪魔将軍こと元 完璧超人始祖(パーフェクトオリジン)であるゴールドマンに、2度めの奈落斬首刑を繰り返してしまった結果、弱点を突かれたのでした。

おそらく、奥義でトドメを刺せなかったがために、冷静さを失い、焦ってパニクってしまったのだろうと、私は思いました。

アビスマン(キン肉マン)の正体は?:容姿などは?

容姿:完璧超人始祖(パーフェクトオリジン)の中では、わりと人間的な風貌(ふうぼう)をしています(コワモテですが)。猪突猛進(ちょとつもうしん)な性格からくる、猪(いのしし)のマスクで顔の下半分を覆(おお)っています。

左肩に燃える炎のようなトゲ(棘)へと変化させた絶対の神器のひとつ、「焔(ほのお)のダンベル」を装備しています。笑い声は「モガッモガッ」です。

始祖(オリジン)の中では、小さめな体格ではあるものの、ずんぐりとした筋肉質な体格で、身体の前面には、無数の細かい傷がありますが、背中には、たった一つの傷を除いては、傷が存在しません。

特に、始祖(オリジン)の命の結晶でもある、絶対の神器のダンベルを、武器として活用しているのは、潔く凄いなと思いました。

アビスマン(キン肉マン)の正体は?:出身地、生い立ちは?(一部ネタバレ注意かも!?)

出身地:天の川銀河、地球のトルコ

生い立ち超人閻魔(えんま)ことザ・マンに代わり、超人墓場の運行を視察する最高監察官を務めています。「禁断の石臼(モルティエ・デ・ピレ)」を管理しながら、オーバーボディを纏(まと)って鬼に変装し、墓守鬼(はかもりおに)に紛れて、現場を見回ったり、彼らの働きぶりを監督しています。

背中に受けた、たった一つの傷は、かつてのゴールドマンとのぶつかり稽古の時に身を翻(ひるがえ)されて出来たものでありました。その時の一撃でアビスマンの口は、グチャグチャになってしまい、その傷も治らず、猪(いのしし)のマスクを付けることになりました。

超人閻魔ことザ・マンの部屋にある「禁断の石臼(モルティエ・デ・ピレ)」を逆回転させようと、一番手のミラージュマンを倒し、超人墓場の内部にまで乗り込んできた悪魔将軍ことゴールドマンと二番手で対決し、闘うことになりますが・・・。
「禁断の石臼(モルティエ・デ・ピレ)」は、この世で唯一の超人パワーを造り出す、生成装置であります。サイコマンが研究して、この装置を完成させました。これを時計回りに回すことにより、死んだ超人を生き返らせる超人のパワーが生成されます。
それで、なんと、超人墓場に来た死んだ超人(魂)たちが、鞭(むち)を打たれながらも、グルグルと時計回りに回す労働の対価として、自分たちが現世に生き返るために必要な超人のパワー(生命の玉)を造り出していたのでした(超人墓場を維持するエネルギーを含めて)。
ただ、蘇り(よみがえり)を希望しても、超人閻魔ことザ・マンの厳しい審査に合格したものだけが現世へ蘇ることができるシステム(仕組み)になっていました。
そして、この装置の完成が、超人墓場を造るきっかけになり、完璧超人始祖(パーフェクトオリジン)の間違った道へ進む原因となったことに違いはありません。
死んだ超人の魂を、本人ではない完璧超人始祖(パーフェクトオリジン)が管理することで、自分たちこそ選ばれた特別な存在なんだと、より思い上がった考えへと膨らんでいったのだと、私は思います。
悪魔将軍ことゴールドマンは、逆回転で回すことで、この装置を止めて破壊し、蘇りができないようにするだけでなく、異空間にある超人墓場をも崩壊させる(現世と繋(つな)がる)という目的を果たすのでありました。

アビスマン(キン肉マン)の正体は?:素顔は?(一部ネタバレ注意かも!?)

素顔:猪突猛進(ちょとつもうしん)で、潔い真っ向勝負を重視する性格であります。「完璧超人にとって敵に背後を見せる事は絶対にあってはならん!」と、敵に背後に回られることは恥だという、超人閻魔(えんま)ことザ・マンの教えを忠実に守り、アビスガーディアンを体得してからは背中には傷をつけられておりません。

身体の前面にある無数の細かい傷から、敵に対して後退せずに、鍛え抜かれた体を使って、真正面から堂々と果敢に突き進むタイプであることがわかります。その姿勢は、超人閻魔(えんま)ことザ・マンからも「私の提唱する完璧の教えの理想に近い」、「正面から敵を叩きつぶすことに関してはお前の右に出る者はいないだろう」と言われるほどでありました。

また、完璧(パーフェクト)超人にしては、気さく喋りかけていることから、部下の墓守鬼(はかもりおに)からも「鬼のように強い」(あんたも鬼だろ!)と畏(おそ)れられてはいるものの、慕(した)われてもいます。

悪魔将軍ことゴールドマンが、超人墓場の内部にまで乗り込んで「禁断の石臼(モルティエ・デ・ピレ)」を逆回転させ始めたとき、止めに来た墓守鬼たちを排除するやいなや、変装していたアビスマンが先陣を切って、ドロップキックで攻めました。
その技で、すぐに正体がバレましたが、「だがまあいい判断だ」と、墓守鬼が命をなくすのを最小限にとどめることができ、自分を褒(ほ)めていました。

アビスマン(キン肉マン)の正体は?:素顔は?最後は?(一部ネタバレ注意かも!?)

完璧超人始祖(パーフェクトオリジン)の中では、中立に近い穏健派でありますが、やはり、現在の超人閻魔ことザ・マンには、疑問や不満を抱いていました。

悪魔将軍ことゴールドマンとの会話で「やつ(超人閻魔ことザ・マン)こそ真の堕落者だ」と言われた時や、墓守鬼へ超人墓場のシステムのことを話す時にも、「厳格なやつ(超人閻魔ことザ・マン)よ……この俺様も苦労するほどに。超人閻魔…いや…あやつはなぁ…」と、憂(うれ)いで、複雑な心境を抱いていました。

さらに、地球そのものが持つエネルギーであるマグネット・パワーを、ドーピングだと否定したこともありました。

そのようなアビスマンが、同じエネルギーを利用して生み出された「禁断の石臼(モルティエ・デ・ピレ)」を管理していたなんて、皮肉なものですね。

アビスマン「墓場は潰しても…世界まで潰すんじゃねーぞ…この石頭ヤロウ…
悪魔将軍ことゴールドマンああ、後のことは私に任せろ

見守っていた墓守鬼たちも「あの鬼のように強いアビスマン様がやられちまうなんて!」と悪魔将軍ことゴールドマンの強さに驚きを隠せませんでした。

かつては、良きライバルとして自分に傷が残るほど戦い合ったゴールドマン、彼が去ってからも再戦することを夢見ながら、研鑽を積んでいたアビスマン。彼らの最後の会話は、良き想い出と、切なさを私にも感じさせるものでありました。

アビスマン(キン肉マン)の正体は?:名言やセリフは?(一部ネタバレ注意かも!?)

アビスマンのセリフは、彼の内面を色濃く反映したものとなっています。以下に、代表的なものを、ご紹介します。

  • 「完璧超人たる者どんな攻撃も正面から受け止め、これを全力受け切った上で叩き潰す!」

彼の自信と完璧超人という種族全体の誇り、彼らの戦闘哲学を凝縮したものが込められています。

彼らは自らの肉体と技術に絶対の自信を持ち、一切の防御や回避を捨てて相手の攻撃を受け止め、その上で完全に打ち砕くことで、自らの「完璧」を証明しています。いかに他者との融和を拒み、孤高の存在として自分の力を絶対視しているところが、この考えの欠点だなと、私は思いました。

  • 「将軍様よ~~っ 超人墓場進撃もここまでだーーっ!」

彼の完璧超人始祖(パーフェクトオリジン)としての強い使命感、超人墓場という神聖な領域を守り抜くという絶対的な決意、いかなる強敵に対しても一歩も引かないという、揺るぎない覚悟と矜持(きょうじ)が込められています。研鑽を積んでいたアビスマンが、夢に見た悪魔将軍ことゴールドマンと、再び対戦することができ、楽しんで喜んでもいる感じが、私にも伝わってきます。

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