鬼滅の刃の嘴平 伊之助(はしびら いのすけ)は、猪(いのしし)のかぶりものをした荒々しい戦士として人気を集めています。
『鬼滅の刃』無限城編 第ニ章 では、いよいよ、栗花落(つゆり)カナヲと協力して、上弦の弍(に)の鬼である童磨(どうま)と戦うことになります。
この記事では、鬼滅の刃 嘴平 伊之助(はしびら いのすけ)について、
「ほわほわ」から、声優、かぶりものの中の素顔や、アオイとの関係、そして実母や実父にまつわる生い立ち
を3分間で知ることができます。
鬼滅の刃 嘴平 伊之助(はしびら いのすけ)に興味のある方は、ぜひ最後まで読んでいってください。
鬼滅の刃 伊之助の「ほわほわ」とは?
鬼滅の刃の嘴平 伊之助(はしびら いのすけ)が使う「ほわほわ」という呟(つぶや)きは、温かい心遣いや思いやりに触れた瞬間の気持ちを表しています。
野生の世界で猪(いのしし)に育てられた伊之助には、人間同士の心の交流がほぼありませんでした。
ですから、親切を受けたり、励ましの言葉をもらうと、その喜びをうまく言葉にできず「ほわほわする」と独自の表現で伝えることになるのです。
特に心に残るのは、藤の家に住むお年寄りの女性(ひささん)から手厚くもてなされる場面でしょう。
「なんだこれ、胸がほわほわする」と混乱しながらも率直に気持ちを口にする様子が愛おしいですね。
ほかにも、炭治郎から子どもの遊び「ことろことろ」を習ったシーンや、
胡蝶しのぶから丁寧に看病されたシーンでも、伊之助は似たような態度を取ります。
そして注目すべきは、ほわほわ後の行動です。
伊之助は、照れを隠すために急に暴れたり怒鳴ったりして、周囲を困惑させます。
この不器用な姿勢が、少し面白(おもしろ)くて多くのファンの心をつかんでいるのだと、私は思います。
鬼滅の刃 伊之助の声優は松岡禎丞
鬼滅の刃の嘴平 伊之助(はしびら いのすけ)の声優さんは、松岡 禎丞(まつおか よしつぐ)さんです。
松岡 禎丞さんといえば『SAO』のキリトや『食戟のソーマ』で幸平創真を演じるなど、幅広い役柄で知られています。
鬼滅の刃で松岡 禎丞さんが演じる伊之助の声は、「猪突猛進!」という力強い雄叫びから、「ほわほわする」という小さな呟(つぶや)きまで、
激しさと優しさを行き来する表現が光ります。
松岡さんの声の使い分けによって、伊之助が持つ複数の側面が鮮やかに描き出されているのですね。
鬼滅の刃 伊之助の素顔がかわいい!アオイとの関係は?
鬼滅の刃の嘴平 伊之助(はしびら いのすけ)は、日常的に猪(いのしし)のかぶりものを装着していますが、
実は中身がとても端正(たんせい)な顔つきをしています。
整ったパーツの配置は女性的とさえ言われ、我妻 善逸(あがつま ぜんいつ)は「筋肉ムキムキなのに可憐(かれん)な顔がついてる」と仰天してました。
鍛え抜かれた体格と、女の子のようにかわいい素顔との落差が大きな見どころで、初めて観たとき、私も驚きました。
それで、鬼滅の刃の伊之助にとって、この端正で、かわいい顔立ちが意味を持つようになるのが神崎アオイとの絆です。
アオイは、蝶屋敷で伊之助たちの介護を担当する女性で、ストーリーが進むにつれ、伊之助の変化を温かく見つめるようになります。
伊之助もアオイの献身さに少しずつ心を許していくのでした。
物語の最終局面を迎えた後、伊之助とアオイは結ばれて家庭を築きます。
現代が舞台のエピローグでは、二人の末裔である嘴平青葉が植物研究者として活躍する姿が登場しますね。
鬼滅の刃 伊之助の母親と父親について
鬼滅の刃の嘴平 伊之助(はしびら いのすけ)の母親は、琴葉(ことは)という女性で、清らかで心根の美しい女性でした。
琴葉は、伊之助の父親や義母から日常的に虐待を受けており、息子のことだけが生きる希望となっていたのでした。
ある日、伊之助の父親が息子にも手を上げようとしたため、琴葉は、我が子を抱いて実家から逃げ出しました。
この父親は、最終的には下弦の伍(ご)の鬼の累(るい)の偽りの鬼の家族で、父親をしていた巨大な鬼だったのではないかという考察がされていますね。
そして、母親の琴葉が、身を寄せたのは、上弦の弐(に)の童磨(どうま)が主宰する宗教団体でした。
ところが、琴葉は、童磨が人間を食するところを偶然にも見てしまい、伊之助を連れて脱出を試みます。
崖のギリギリまで、童磨に追い詰められた琴葉は、乳飲み子の伊之助を下の川に落として助け、
琴葉本人は、童磨の手によって命を奪われました。
生前、琴葉は、幼い伊之助に「指切りげんまん」という歌を何度も聴かせていました。
その旋律は、伊之助の心の奥深くに刻まれており、蝶屋敷で胡蝶しのぶと指切りを交わしたとき、
伊之助は、きっと母親の琴葉を連想したのでしょう。
胡蝶しのぶの声と話し方が、琴葉に似ていたことで、伊之助は、母親の琴葉の温もりを思い出したのでした。
断崖から落下した伊之助は、野生の猪(いのしし)に救われて育てられました。
伊之助が、日頃かぶっている猪の頭部は、この育ての親である猪の遺品だったのです。
これを知ったときには、そうだったんだ!と驚きと共に、
そのかぶりものは、物ではなく、育ての親といつも一緒にいて、身近で感じて大切に想っていることに感動しました。
無限城での戦いにおいて、伊之助は、宿敵とわかる童磨と向き合います。
そして、栗花落(つゆり)カナヲと協力して、仇討ちを達成し、母親の琴葉が受けた悲しみに決着をつけたのでした。
皆が協力できて、ほんとに良かったですね(涙)
伊之助の心の中では、実母の琴葉と、胡蝶しのぶに感じたその温もりが、重なっていたのではないでしょうか?
鬼滅の刃 伊之助(アニメ)まとめ
鬼滅の刃の嘴平 伊之助(はしびら いのすけ)について、ほわほわの正体、声優、顔立ち、実母と実父の背景を紹介しました。
・「ほわほわ」は、伊之助が温かい心遣いに触れたときの独自表現で、
野生育ちの彼が初めて人らしい交流を体験した際に使う特有の言い回しでした。
・鬼滅の刃の嘴平 伊之助(はしびら いのすけ)声優さんは、松岡 禎丞(まつおか よしつぐ)さん。
松岡 禎丞さんの力強い叫びから繊細な囁きまで、伊之助の多様な一面を巧みに演じています。
・猪(いのしし)のかぶりものの中の素顔は女性的とも評される伊之助の端正で、かわいい顔があり、神崎アオイと最後には結ばれます。
・実母の琴葉は、伊之助を救うため命がけで逃げ、断崖から息子を落として、自分は童磨の手にかかりました。
・無限城の戦闘で栗花落(つゆり)カナヲと協力して童磨を討伐し、母親の恨みを解消しました。
鬼滅の刃の伊之助は、荒くれ者として現れながらも、仲間との出会いで人間性を取り戻していく人物です。
伊之助の成長を、ぜひアニメても体感してください。
鬼滅の刃 嘴平 伊之助(はしびら いのすけ)について、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
楽しんでいただけましたでしょうか?