鬼滅の刃で絶大な人気を持つ我妻 善逸(あがつま ぜんいつ)は、竈門 炭治郎(かまど たんじろう)の親友で(のちに妹の禰豆子(ねずこ)の夫となる)
怯える普段の姿と、失神後の圧倒的な戦闘力のギャップこそが魅力だったキャラクターです。
2025年7月18日(金)からの「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座(あかざ)再来」では、
初めて、善逸の真の実力を目撃することになります。
このときの衝撃を忘れられず、即座にファンとなった方も多くおられたのではないでしょうか?
本記事では、鬼滅の刃 我妻 善逸(あがつま ぜんいつ)について、
声優から、兄弟子(実の兄かも)や師匠の「じいちゃん」との絆、無限城編での覚醒や奥深い魅力を3分間で知ることができます。
鬼滅の刃 我妻 善逸(あがつま ぜんいつ)に興味のある方は、ぜひ最後まで読んでいってください。
鬼滅の刃 善逸とは?イラストも公開で個性が光る!
鬼滅の刃の我妻 善逸(あがつま ぜんいつ)は、公式イラストで独自の魅力を放っています。
彼を象徴するのは、眩しい金髪グラデーションと大きな丸い瞳です。
この特徴的な髪色は、修行時に雷に打たれた壮絶な経験から生まれました。
金髪が雷光に照らされ、鋭い眼差しで前を見据える姿は、
これまでの“泣き虫善逸”とは一線を画(かく)す“かっこいい善逸”としてファンの間で話題沸騰中で、
「鬼滅の刃 善逸 イラスト」で検索するファンが急増。
これまで無意識以外は情けない姿を見せることも多かった
善逸の、自らの強い意思を込めた姿であることが、よりイラストを魅力的に見せているのだと感じます。
恐怖に震える顔から、戦闘時の鋭い眼差しまで、ここまで多彩な表情を持つキャラは珍しいです。
善逸の生誕日9月3日には、毎年公式サイトから記念イラストが発表され、SNS上でファンが盛大に祝います。
また一年を通じて、クリスマスや正月、バレンタイン、七夕といった季節行事に合わせた限定ビジュアルが次々に公開されます。
ゲーム『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』での善逸は、雷エフェクトに包まれた迫力満点の姿でも描かれています。
個人的に季節ビジュアルのチェックが楽しみで、特に和装の善逸には毎回心を掴(つか)まれますね。
鬼滅の刃 善逸 声優 下野紘
鬼滅の刃の我妻 善逸(あがつま ぜんいつ)に魂を注ぐのは、業界屈指の実力を持つ声優の下野 紘(しもの ひろ)さんです。
下野 紘さんは、アニメ、ゲーム、吹き替えなど、幅広いジャンルで活躍されておられます。
善逸の本質を知るには、下野 紘さんの声の芸術を体験することが必須でしょう。
下野 紘さんの卓越した技術は、善逸が恐怖で絶叫する高音域から、失神後の落ち着いた低音域まで、想像を超える演技幅にあります。
善逸が叫ぶ「助けてー!」という悲鳴は、鬼滅の刃の視聴者の脳裏に焼き付きますが、
これは下野 紘さんが魂を込めた演技の結晶です。
対照的に、気を失った後の声は別人のような静けさと深みを持ち、この落差が見事です。
下野 紘さんの声のみで善逸の二面性を完璧に表現する技量がキャラの人気を高め、
第2回人気投票で1位という結果に繋がりました。
特に、善逸の雷の呼吸で覚醒場面で聞いた声の激変には全身に鳥肌が立ち、声の持つ力に圧倒されるのを感じましたね。
鬼滅の刃 善逸、兄弟子や、じいちゃんとの関係は?
鬼滅の刃で人気の高い我妻 善逸(あがつま ぜんいつ)を理解する上で不可欠なのが、
元 鳴柱(なりばしら)の桑島 慈悟郎(くわしま じごろう)、愛称「じいちゃん」との師弟関係です。
善逸は、「じいちゃん」から雷の呼吸の教えを受けましたが、修行不足のため、壱ノ型だけしか習得できませんでした。
しかし、同じ師匠の教えを受けた兄弟子である獪岳(かいがく)は、逆に壱ノ型以外の弐(に)から陸(ろく)までの型を全て使いこなす天才となりました。
おそらく、壱ノ型は、善逸の小柄な体格向きでないとスピードを出すことができず、体格の良い獪岳には向いていなかったのだろうと思います。
鬼滅の刃の中でも善逸と獪岳は正反対の性格を持ち、作中では実の兄弟という可能性も匂(にお)わされています。
師匠の慈悟郎は、善逸の臆病な性格や、壱ノ型しか使えない不器用さを理解しながらも、
彼の本質的な優しさと今後の努力を信じて、雷の呼吸を兄と合わせたふたりへ継承します。
また、慈悟郎は、「じいちゃん」でありながら、善逸の父親のような存在でもあり、彼の教えと愛情が、善逸の成長に大きな影響を与えています。
善逸は「じいちゃんが、選んでくれた俺だから、俺は雷の呼吸の継承者なんだ」と語る場面があり、「じいちゃん」への感謝と誇りが強く描かれています。
一方、獪岳は、プライドが高く、慈悟郎が善逸にも継承したことに強い不満を抱きます。
最終的には、自らの命を守るために鬼と手を組み、鬼殺隊を裏切るという選択をすることになるのですが。。。
善逸と獪岳の繋がりは、この物語の重要な軸です。
獪岳は鬼となり、下弦の消滅後に、上弦の空席を埋める形で、無限城編での善逸の敵(てき)として突如(とつじょ)現れました。
日頃の心がけが良くなかったのか、獪岳が鬼となったきっかけも、境遇が似ている黒死牟(こくしぼう)にバッタリと出会い、
鬼にならなければ、命をもらうと、殆ど、その脅迫に従わざるを得なかったのも、運が良くないし、気の毒だったなぁと思いました。
しかし、黒死牟(こくしぼう)の推薦で、上弦の座を得たものの、壱ノ型が使えないまま鬼化(おにか)し、
その鬼化後の血鬼術においても、まだ十分に本来の鬼の力を発揮できませんでした。
善逸の師匠の「じいちゃん」への悲しみ、深い思いと、兄弟子(兄)との根深い因縁が、善逸の内なる成長を促(うなが)すことになるのでした。
この師弟の物語に触れると、いつも胸が熱くなりますね。
鬼滅の刃 善逸の無限城編 かっこいい! チュン太郎の手紙で覚醒
鬼滅の刃で我妻 善逸(あがつま ぜんいつ)が最もかっこいい姿を見せたのは、無限城編の獪岳(かいがく)との決戦です。
遡(さかのぼ)ること柱稽古編で、相棒の鎹雀(かすがいすずめ)チュン太郎が届けた手紙には、
師匠の「じいちゃん」が切腹したという重すぎる真実が綴られていました。
慈悲深い師匠が命を絶ったのは、自分の弟子が鬼になった、善逸の兄弟子(兄)の鬼となった裏切りにより、責任を感じたための自害でした。
善逸は、この手紙で心の中で何かが弾け飛びました。鬼への恐れより、獪岳への激しい怒りが上回ったのです。
善逸は、師匠を失った深い悲しみと、兄弟子(兄)の獪岳への激しい怒りを胸に秘めながら成長していきます。
序盤の彼をもどかしい思いで見ていたからこそ、こんな背景があったことを知った瞬間は、心の底から震えました。
それから、柱稽古編からの修練が実を結び、ここ無限城編で、本物の覚醒を遂げます。
善逸は、その戦いの前、チュン太郎に手紙を託しており、その内容には師匠の「じいちゃん」こと桑島慈悟郎への想いや、
兄弟子(兄)の獪岳との決着に向けた覚悟が綴られていました。
この手紙は、善逸が“眠って覚醒する”という従来の戦い方ではなく、
“自らの意志で立ち向かう”ことを決めた証でもあります。
善逸の人柄と成長が強く伝わってきますね。
そして、善逸は、壱ノ型を、誰も見たことのないオリジナルの極限までに磨き上げた全く新しい技である
「漆(しち)ノ型 火雷神(ほのいかずちのかみ)」を生み出すのです。
真の雷の呼吸の継承者として、兄弟子(兄)を倒す善逸の姿は、鬼滅の刃の中でも、これまでの善逸像を覆す、
“かっこいい” 涙なくして見られない、感動に打ちひしがれる名場面の瞬間なのでした。
その獪岳戦での善逸は、圧倒的にかっこよく、臆病だった少年の大きな変化に心から感動しましたね。
鬼滅の刃 善逸(アニメ)まとめ
鬼滅の刃の我妻 善逸(あがつま ぜんいつ)をアニメで見ると、その成長の軌跡が鮮明に見えます。
特筆すべきは、善逸の臆病な普段と、気絶時の冷徹な戦闘スキルという相反する二面性の描写です。
常人離れした聴力で音や、感情を読み取る才能も、アニメで細やかに表現されています。
鬼滅の刃の我妻 善逸(あがつま ぜんいつ)について、イラストなど、アニメの見どころを解説しました。
金髪と豊かな表情が特徴的で、下野 紘(しもの ひろ)さんの演技幅が善逸の二面性を見事に表現しています。
鎹雀(かすがいすずめ)のチュン太郎を相棒に持つ設定も、善逸に可愛らしさを与えています。
善逸は、無限城編での獪岳との対決で、独自の漆(しち)ノ型を編み出しました。
最終話では、我妻燈子と善照という子孫が登場し、禰豆子(ねずこ)との幸福な未来が示唆されています。
善逸は、臆病なキャラ性と、覚醒時の強さというギャップで多くのファンを魅了し、第2回人気投票で1位を獲得しました。
善逸の姿は、完璧ではなく、弱くて臆病でみっともない一人の男に思えます。
それでも、最後に自分の背負った大事なものからだけは、逃げることなく、自らの意思で立ち向かい、決着をつけた。
そのストーリーは、私も含めた多くの人々の心を打ち、勇気を与えてくれる。
だからこそ、彼は魅力的で、感情移入しやすい等身大のヒーローなのだと思わずにはいられないのです。
善逸の物語は、多くのファンの心に永遠に残り続けるでしょう。
鬼滅の刃 我妻 善逸(あがつま ぜんいつ)について、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
楽しんでいただけましたでしょうか?