『鬼滅の刃』の不死川 実弥(しなずがわ さねみ)は、風柱として、鬼殺隊を支える重要な人気キャラクターです。
『鬼滅の刃』無限城編 第ニ章 では、おそらく、ほかの柱たちと協力して、上弦の壱(いち)の鬼である黒死牟(こくしぼう)と戦うことになるかもしれませんね。
私が、実弥を初めて観たとき、禰豆子を箱の外から何回も刺した、凶暴な印象しかありませんでした。
この記事では、鬼滅の刃 不死川 実弥(しなずがわ さねみ)について、
胡蝶カナエや、玄弥との絆、声優、ビジュアルの魅力、過去、無限城での最後など
を3分間で知ることができます。
鬼滅の刃 不死川 実弥(しなずがわ さねみ)に興味のある方は、ぜひ最後まで読んでいってください。
実弥とは?カナエとの関係は?
鬼滅の刃の不死川 実弥(しなずがわ さねみ)は、凶暴な印象とは対照的に、胸の内には誰にも語れない愛と喪失の痛みが渦巻いているのでした。
20代前半に鬼殺隊では既に、この風の呼吸の風柱へと到達、11月末の生まれで、体格は180cm弱となっています。
銀色に輝く髪と、つり上がった目に紫っぽい瞳、そして戦いでの多くの傷あとが特徴的です。
気性は荒いものの、昆虫飼育を楽しみ、餡子(あんこ)を使った和菓子に目がないという親しみやすい面も持ち合わせています。
一方、胡蝶カナエもまた、花の呼吸の柱として鬼殺隊に務めていました。
今の蟲(むし)柱である胡蝶しのぶの実の姉です。
公式の外伝作品で、岩柱である悲鳴嶼行冥(ひめじま ぎょうめい)が実弥の心中を語る描写があります。
そこで明かされたのは、実弥が、カナエに密かな想いを寄せていたかもしれないということでした。
実弥の凶暴な態度の裏側にある繊細な心を見抜いていたカナエは、温かく包み込んでくれた数少ない存在なのでした。
カナエが、童磨(上弦の弍(に)の鬼)に命を奪われたことは、実弥の鬼への復讐心をさらに燃え上がらせる結果となったのだと、私は思いました。
「さねカナ」と呼ばれるこのカップリングは、スピンオフの小説やマンガ、公式のファンブックなどから、
後から出来上がったこともあり、ファンの間で根強い人気を誇っているそうですよ。
実弥 玄弥との関係?優しい一面と泣くシーン(ネタバレ注意!?)
鬼滅の刃の不死川 実弥(しなずがわ さねみ)は、玄弥の実兄であり、同じ鬼殺隊で鬼と戦っています。
二人には修復が困難なほどの確執がありました。
父を亡くした一家に、母親が鬼へと変わり果てて襲いかかるという悲劇が起こったのです。
実弥は、家族を守るため、最愛の母を自分の手で葬らなければなりませんでした。
幼い玄弥は、真実を飲み込めず、兄の実弥を非難してしまいます。
柱が集まる会議で顔を合わせた時、実弥はまるで玄弥を排除するような冷たい言葉を投げかけます。
しかし、実弥の本心は、弟に危険な戦いから離れてもらい、穏やかな日々を送ってほしいという切実な思いだったのでした。
実弥の突き放す言動の根底には、何よりも弟の命を大切に思う兄の弟への愛が潜んでいたのです。
無限城における決戦では、襲ッて来る上弦の壱(いち)の鬼である黒死牟(こくしぼう)に対し、兄弟が協力して戦いに挑みます。
死闘の末、玄弥は早くも深い傷を負ってしまい、実弥が見守る中で少しずつその姿が消え去ってゆくのでした。
「玄弥!」という悲痛な叫びと共に崩れ落ちて優しい兄へと戻った実弥は、
その悲しみのあまり多くの涙を流しながら泣くシーンの姿は、観てるものの涙を誘う名場面として語り継がれていくと思います。
実弥の声優は?関智一!
鬼滅の刃の不死川 実弥(しなずがわ さねみ)の声優さんは、関 智一(せき ともかず)さんです。
関 智一さんは、
『ドラえもん』の骨川スネ夫、『PSYCHOPASS』の主人公の狡噛慎也、『のだめカンタービレ』の千秋真一を演じるなど、
そうだったんだ!と意外だった印象もあり、
多様な作品に出演してきた実績があります。
関 智一さんの実弥の演技では、攻撃的で荒い口調から、内に秘めた優しい情愛まで、繊細に演じ分けています。
戦闘時の力強い叫び、弟を失った時の心を引き裂くような悲鳴と流す涙、どのシーンも関 智一さんの卓越した技術が際立ちます。
「この声でなければ実弥ではない」という視聴者の声も数多く寄せられていますね。
実弥のイラストとかっこいい魅力、過去の父親や母親と、稀血に秘められた悲劇
『鬼滅の刃』の不死川 実弥(しなずがわ さねみ)は、公式ビジュアルでは、鍛え抜かれた筋肉と、全身を覆う傷跡の数々が目を引きます。
紫っぽい瞳は揺るぎない決意を映し出し、銀色の髪は嵐のような激しさを感じさせます。
その姿は戦士としての気高さを体現しています。
幼い頃の実弥を襲った不幸は凄惨なものでした。
父は何者かに命を奪われ、母は鬼と化して我が子に襲いかかります。
家族を救うという究極の選択の前で、実弥は愛する母を自ら討たねばなりませんでした。
さらに彼の血は稀血(まれち)と呼ばれる特殊なもので、その匂いに鬼が異常なまでに惹かれるという体質を持っています。
体を覆う無数の古傷は、これまで、その中で生き抜いてきた激戦の証なのです。
やはり、この稀血を差し出されても、プイッと横を向いて、飛びつかなかった禰豆子は、ほんとに偉かったてすね。
実弥の無限城での最後は?黒死牟と無惨戦から子孫まで(ネタバレ注意!?)
それでは、『鬼滅の刃』の不死川 実弥(しなずがわ さねみ)の最後となる無限城での戦いを見ていきましょう!
鬼舞辻 無惨(きぶつじ むざん)によって生み出された異空間の城で繰り広げられる最終決戦では、
実弥は、上弦の最上位の強敵である黒死牟(こくしぼう)と刃を交えます。
風を操る技の数々で敵を追い詰め、持てる力の全てを出し切りました。
そして、すべての元凶であった鬼の王である鬼舞辻 無惨との最後の戦いにおいても、全身が傷で覆われながらも戦い抜く姿を見せます。
終幕では、鬼が消滅し、平和を取り戻した穏やかな世界で、実弥が、義勇と共に過ごしている様子が映し出されます。
そして、時代を経た後の子孫たちの様子も描かれ、実弥たちが築いた平和な日々が未来へしっかりと受け渡されていることが確認できますね。
実弥(アニメ)まとめ
『鬼滅の刃』の不死川 実弥(しなずがわ さねみ)は、荒々しい外見と繊細な心との対比が際立つキャラです。
・カナエへの叶わぬ恋
・玄弥への不器用な兄弟愛
・関智一(せき ともかず)さんによる魂の演技
・風柱の戦士としてのかっこいい魅力
・苦難に満ちた過去と無限城での戦い
これら全てが複雑に絡み合い、他に類を見ない強烈な個性を生み出しています。
憎悪に支配されながらも、守るべき者への想いを失わなかった実弥の人生は、『鬼滅の刃』において特に胸を打つ物語となっています。
アニメでその勇姿をぜひ目に焼き付けてください!
鬼滅の刃 不死川 実弥(しなずがわ さねみ)について、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
楽しんでいただけましたでしょうか?
