ネメシス(キン肉マン 完璧超人始祖編 )の正体、名前は?そのキャラ紹介で強さ技は?マスクや素顔に名言は?

キン肉マンの週刊少年ジャンプでの掲載(1979~1987年)の時代は、アニメ放送(1983年)を含めて、私が学生から就職し、社会人として働き始めた頃になるので、キン消し(キン肉マンキャラクターの消しゴム)のブームは知っておりました。

しかし、キン肉マンのマンガやアニメはあまり観ておりませんでしたので、この2024年のキン肉マン(完璧超人始祖編、パーフェクトオリジン)のアニメ放送(七夕、7月7日より毎週日曜、夜11時30分からTBS系、関西ではMBS毎日放送)を機会に調べようと思いました。また、2012年から週刊プレイボーイのNewsサイトのコミックとしてもマンガが連載中であることも知りました。

この記事では、キン肉マンのネメシスについて、その強さや技、生い立ちやプロフィールを3分間で知ることができます。キン肉マンのネメシスに興味のある方は、ぜひ最後まで読んでいってください。

ネメシス(キン肉マン 完璧超人始祖編 (マンガ初登場?))のキャラ紹介:所属は? 強さ(超人強度)は? 必殺技は? 身長など、マスクは?(一部ネタバレ注意かも!?)

所属:第4の勢力である真の(リアル)完璧(パーフェクト)超人で、完璧・無量大数軍(パーフェクト・ラージナンバーズ)のメンバー(初登場:マンガ第41巻 第30話「悪魔と完璧(パーフェクト)の“因縁”の巻」

強さ(超人強度):地力で6800万パワー、メンバーの中では相棒のポーラマンの次に強い。第一陣のリーダー格のストロング・ザ・武道が、悪魔超人のザ・魔雲天との戦いで共に消息を絶った直後、第2陣のリーダー格として出てくる。

必殺技マッスル・スパーク(キン肉族 三大奥義の一つ)、アロガント・スパーク、ペルフェクシオン・バスター(ネメシス版のキン肉バスター)、ネメシスドライバー(ネメシス版のキン肉ドライバー)、完肉バトルシップ・シンク、パーフェクトディフェンダー、パーフェクトアセイラント、ネックハンプアップ

マッスル・スパークは、キン肉スグルの必殺技(究極のみねうち)でもあるが、ネメシスと戦ったことのあるラーメンマンによると、スグルのものとは似て非なるものであった。殺意があるため、受けた相手に敬意を抱かせることもなく、試合後の相互理解や和解へ導くことができないものだったのかもしれない。(慈悲の心が足りていなかった!?)

アロガント・スパークは、正義超人の開祖と、キン肉族の始祖であるシルバーマンのかつての奥義(殺意の塊)。ネメシスは、キン肉スグルに完璧超人の象徴として勝つため、一か八かの勝負で先に出て、使い慣れたマッスル・スパークではなく、鍛錬もない初見で、しかも、死闘で蓄積したダメージを抱えて、諸刃の剣であるアロガント・スパークを放った。与えるダメージが大きいほど、技の掛け手にそのダメージが跳ね返ってくるため、疲労困憊し、マスクやヨロイまで半壊し、どちらが技を決めたのかわからない状況となった。(ネメシスは、半分の可能性としてそのような状況になることを覚悟していた)

身長:205cm、体重:104kg

マスク:キン肉スグルに似たブタ顔のマスク、額に完璧を意味する「完」の文字がある。キン肉マンに似た完璧超人として完肉マンこと、「完肉」の異名を持つ。

ネメシス(キン肉マン 完璧超人始祖編)の正体、名前(本名)は?そのキャラ紹介:出身地、生い立ち、素顔は?(一部ネタバレ注意かも!?)

出身地:大キン肉星雲、キン肉星

生い立ち:キン肉王族で、兄は第56代キン肉星大王のキン肉タツノリ、その実の弟のキン肉サダハルである。文武に優れ、周りからの信頼も厚く、わずか13才で必殺技としてマッスルスパーク(キン肉王族 三大奥義の一つ)を習得するほどの天才であった。そのため、時の大王である実の父に災いの種になると疎まれて地下牢へ幽閉される。

しかも王のとりまきの王族の元老院は、国民に対しても彼を知る者を処刑することで彼の存在を歴史から抹消した。

こうした扱いにもかかわらず、兄のタツノリとの関係は良好で、タツノリは大王への即位前、また第56代キン肉星大王の即位以降も人知れず、彼の元へ何度か訪れており、サダハルもそのような兄のために、自身の扱いを受け入れていた。その後、サダハルの処刑が決まり、伝えに来た悔し泣きする兄のタツノリを前にし、兄が脱獄を促していることを察し、その日にキン肉星を離れることとなる。

素顔:文武両道で高潔な精神の持ち主だが、自分を絶対的に正しいと信じて疑わない独善的な一面も持つ。だが、肉体的な強さでは兄のタツノリを凌ぎながら、サダハルが王位を奪わなかったのは、自分には政治は向かないと冷静に判断していたためであり、自分にはなかった王としてのカリスマ性を持ち合わせている兄のタツノリを尊敬していたからである。

また、兄のタツノリの息子で、後の第57代キン肉星大王であるキン肉真弓と、真弓の旧友の現・超人委員会委員長のハラボテ・マッスルが少年だった頃、二人は偶然にもサダハルの幽閉されている地下牢を発見し、その最深部に監禁されていたサダハルと対面したことがある。

その時、サダハルは、優しさを持つ兄ならきっと良い国を作ってくれる んな優しい意志を受け継ぐ優しい大人になってほしい 」と次世代を担う二人へ願った。当時のサダハルの素顔は、兄想いの強くて優しい超人であったことがわかる(元は正義超人の素質を持ち合わせていた!?)。

ただ、兄のタツノリは、今生の別れの時に、サダハルの慈悲の心の浅さを指摘していて完璧すぎる彼の唯一の弱点になるかもしれないとアドバイスしていた。サダハルが自分の能力が圧倒的に優れているため、自分より劣る者への心情を察することができなかったことを兄のタツノリは見抜いていたと思われる。

しかし、サダハルは、その弱点を克服することなく、完璧さを求めすぎて完璧超人を目指していったことがうかがえる。

ネメシスは(対/vs含む)キン肉マン 完璧超人始祖編 のキャラで、その紹介:名言やセリフは?(一部ネタバレ注意かも!?)

キン肉マンに登場するネメシスは、完璧超人としての冷酷さ、完璧主義、そして深い過去からくる屈折した感情が魅力的なキャラクターです。そのため、彼のセリフは、彼の内面を色濃く反映したものとなっています。以下に、代表的なものを、状況や背景と合わせていくつかご紹介します。

幽閉されている地下牢での言葉:

  • 「オレは無限の憤りと絶望を覚えた。なんたる偽善、なんたる虚栄、なんたる楼閣か!」

あまりに才能溢れたが故に跡目争いの火種になるとされ、幽閉されてしまったネメシス。それ以後、ネメシスの存在を語る者は例外なく王家により処刑されてしまった。ネメシスは正義超人のリーダーであるキン肉王家の闇の歴史をはじめて告発した。

  • 「あなたにそんな涙を流させることしかできない星(くに)なら滅べばいい!」

跡目争いに敗れ、幽閉されたネメシス。そんな弟を哀れに思い涙を流す後の第56代キン肉星大王である兄のキン肉タツノリ。兄弟には確かに絆があった。

キン肉スグルとの戦いでの言葉:

  • 「キン肉スグルよ この朽ち果てた ケープとともに キン肉王族の歴史は 今日このオレが 終わらせ 葬り去ってやる!!」

ネメシスが、キン肉族の象徴である王家のケープを破壊し、精神的な打撃を与えようとして、その歴史を終わらせようとした際に放ったものです。この言葉は、ネメシスのキン肉族に対する深い憎悪と復讐心、自分の出自に対する屈辱と嫉妬、そして、自分の力に対する絶対的な自信により、キン肉族を過去の遺物として歴史そのものを終わらせ、新たな歴史を創造しようとする野望が色濃く表れています。

ネメシスは、キン肉族の歴史を終わらせることで、自分の存在意義を確立しようとしていました。しかし、キン肉スグルとの戦いを通じて、彼は友情や絆の大切さを知り、最終的には改心することになります。良かったですね。

完璧超人としての矜持(きょうじ)を示す言葉:

  • 「一度廻り始めた水車は、水が尽きるまで廻り続けなければならぬ!」

完璧超人としての宿命、一度動き出した以上は最後までやり遂げなければならないという強い意志を表している。自らの使命を全うしようとする彼の覚悟が伝わってくる。

  • 「完璧とは… 揺るがぬ意志! 断ち切るべき邪悪を見極める眼力! そして… それを遂行する力! この三つが揃って初めて… 完璧と呼ぶにふさわしいのだ!!」

完璧超人とは何かを問われた際にネメシスが語った言葉。単なる強さだけでなく、揺るがぬ意志、正しい判断力、そして実行力という3つの要素が揃って初めて「完璧」であると定義している。彼の完璧主義がよく表れている。

  • 「甘い!甘すぎるぞ!貴様らに完璧の何がわかる!!」

相手の未熟さや甘さを指摘する際に使われる言葉。完璧を追求するネメシスからすれば、中途半端な覚悟や甘えは許せないのだろう。彼の厳格な性格が伝わってくる。

過去の因縁や葛藤を表す言葉:

  • 「今まで死闘を繰り広げてきたからだ。だから生まれた時から。 心臓に病の種のある」

長年のライバルであるキン肉マンとの関係性を暗示する、意味深な言葉。

  • 「なぜだ… なぜ我々がこのような目に遭わねばならんのだ…」

過去に完璧超人たちが受けた迫害や不遇に対する彼の苦悩と怒りが込められた言葉。彼の行動原理の根底には、過去の出来事に対する強い恨みがあることがわかる。

  • 「貴様も… 我々と同じ苦しみを味わうがいい…」

敵に対して復讐心を燃やす際に発する言葉。過去の苦しみを他者に味あわせることで、自身の心の傷を癒そうとしているようにも見える。

戦闘中の言葉:

  • 「これ以上…完璧・無量大数軍の誇りを穢して(けがして)たまるものか。無量大数軍最後の生き残りであるこのオレが負けるようでは完璧超人界に未来はないーっ!」

ラーメンマンの奥の手・九龍城落地(ガウロンセンドロップ)によりネメシスは絶体絶命の窮地に追い込まれる。しかし、ネメシスには完璧超人としてのプライドがあった。

  • 「無駄だ!貴様の攻撃など… この私には通用せん!」

圧倒的な実力差を見せつける際に使われる言葉。彼の自信と余裕が表れている。

  • 「終わりだ…」

相手に止めを刺す際に冷酷に言い放つ言葉。彼の非情さが際立つ。

これらの言葉は、ネメシスというキャラクターを深く理解する上で重要な要素となっています。彼の言葉を通して、彼の過去、性格、そして目的が見えてくるのです。

また、草尾毅(くさお たけし)さんの声が、これらの言葉に深みと凄みを加えており、ネメシスの魅力をさらに引き立てていると言えるでしょう。

キン肉マンのネメシスについて、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。楽しんでいただけましたでしょうか?

また、このたび、ミート君(ミートくん)についての記事を追加しました。キン肉マンのミートくんに興味のある方は、よかったら読んでいってください。どうぞこちらへお願いします。

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