『鬼滅の刃』の竈門 禰豆子(かまど ねずこ)は、兄の竈門 炭治郎(たんじろう)と共に戦い続けたヒロインでありながら、
鬼となり、やがて人間へ戻るという特別な運命をたどりました。
(検索されるBrowserにフォントがありませんが、正しい禰豆子の禰のしめすへんの漢字は、ネです!)
ただひとりの太陽を克服する鬼になったストーリーは、多くのファンの心を揺(ゆ)さぶり、私も涙が止まりませんでした。
また、声優の鬼頭 明里(きとう あかり)さんが、言葉少ない禰豆子(ねずこ)に命を吹き込んだことも大きな魅力になります。
公式イラストに公開された誕生日イラストを含む、毎年の多数のイラストに込められた意味や原作の伏線、
そして、アニメで描かれた表現をあわせて振り返り、禰豆子というキャラクターが、なぜ特別な存在として語り継がれているのかを探ります。
本記事では、鬼滅の刃 竈門 禰豆子(ねずこ)の、その歩みと魅力を3分間で知ることができます。
鬼滅の刃 竈門 禰豆子(ねずこ)に興味のある方は、ぜひ最後まで読んでいってください。
鬼滅の刃 禰豆子(ねずこ)とは ? イラストも公開!
鬼滅の刃 禰豆子(ねずこ)は、公式から誕生日である 12 月 28 日にバースデーイラストが公開され、今もファンに愛されています。
この記念イラストは 6 年近く前のものですが、いつも炭治郎と一緒に運ばれた箱から出た、小さいままの禰豆子の姿を中心に
炭治郎や、善逸(将来の夫となる)に、素顔の伊之助の三人と寄り添う、禰豆子の無邪気(むじゃき)な笑顔が描かれ、作品世界のあたたかさを思い出させてくれます。
イラストには、禰豆子の成長と“人間へ戻る”希望が暗示されていたのではないでしょうか?
鬼滅の刃 禰豆子(ねずこ) 人間に戻る? (ネタバレ注意!?)
鬼滅の刃の物語の大きなテーマの一つが「禰豆子(ねずこ)は人間に戻るのか?」という問いでした。
鬼として生きながらも人を襲わず、兄の炭治郎や仲間を助け続ける禰豆子。
その特別な存在は、同じ鬼となりながらも300年もの間、研究を続けた珠世(たまよ)さんと、胡蝶しのぶとの共同開発による人間へ戻す(鬼の血を薄める)薬や、
元 水柱の鱗滝 左近次(うろこだき さこんじ)さんの支え
(兄である竈門 炭治郎(たんじろう)の立志編の2年間の修行の間と、刀鍛冶編の後も鱗滝(うろこだき)左近次さんに暗示をかけられたり、見守られながらもゆっくりと休むことができました)
によって、無惨の鬼の血を必要としない、無惨の支配、呪いから解放されて、人間に戻る道筋が開かれました。
ひょっとすると、鬼化するウィルスに対し、抗体のようなものが体の中で、増えていったのかもしれません。
さらに、炭治郎たちの家の裏に咲く青い彼岸花(ひがんばな)が、幼い頃からの体へ影響を与えていた可能性もあります。
山菜と合わせて、摂取していたのかもしれませんね。
結果として禰豆子は、人間へと戻り、鬼との戦いに大きな区切りを迎えることができたのでした。
また、炭治郎も、鬼へ化(ば)けそうになったとき、父である炭十郎の声で目覚めた禰豆子が
鱗滝(うろこだき)左近次さんのところから飛んで行ったおかげで、
鬼化した炭治郎が、最初に禰豆子を噛むことにより、その血を得ることができ、
さらに、栗花落(つゆり)カナヲにより、胡蝶しのぶの藤の花の薬を注入することで
炭治郎の鬼化をも防いだのでした。
ほんとうに良かったです!(涙)
鬼滅の刃 禰豆子(ねずこ) 太陽克服 なぜ?
鬼滅の刃 禰豆子(ねずこ)の最大の特徴は「太陽を克服した鬼」であることです。
鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)が千年以上も求め続けた力を、なぜ彼女が持てたのでしょうか。
一つは、鬼になっても
“人を喰わない”という禰豆子の強い意志を貫いたこと。
炭治郎や仲間を守りたいという気持ちが、肉体を変化させたと考えられます。
また、やはり、禰豆子(炭治郎も)の特異な体質、
すなわち、炭治郎たちの家の裏にある、継国縁壱(つぎくに よりいち)の妻である、「うた」の墓に咲く
(年に秋の数日間の昼間に、数分から数十分の間咲き、花が閉じると “つくし”のような状態になり、わかりにくくなる。)
青い彼岸花(ひがんばな)との関係も、
日光に耐え得る要因になったことが推測されています。
太陽を克服した禰豆子は、鬼の未来を断つ象徴(しょうちょう)となりました。
ほんとに凄いです!
元々、鬼舞辻 無惨(きぶつじ むざん)は、体が弱く、主治医の青い彼岸花(ひがんばな)の効果のおかげで、しだいに体が丈夫になり、
鬼にはなったものの、不老不死のまさに不死身の体となって、さらに強くなりました。
その代わり、太陽の日の下(もと)に出ると、浄化されて消滅するという欠点がありました。
この夜や暗闇での不利で困難な環境で生きていくことを「よしとせず」、太陽の克服という完全体を求め続けるのでした。
そこで、この目的のために二通りの方法で探します。
ひとつは、
・青い彼岸花(ひがんばな)自体を探し、研究して太陽を克服する(当初、珠世さんを利用しようとしましたが、途中で逃れたため、探して成果を奪うことも考慮)。
ただ、これは、昼間にしか咲かないため、鬼には絶対に探せないものでした。
ふたつめは、
・自分以外の鬼を増やして支配下で観察し、太陽を克服したものを食す。
とうとう禰豆子が太陽を克服しましたが、鱗滝(うろこだき)左近次さんをはじめ、皆で禰豆子を守りました。
鬼滅の刃 禰豆子(ねずこ)の声優は?鬼頭明里
鬼滅の刃 禰豆子(ねずこ)の声を担当するのは、声優の鬼頭 明里(きとう あかり)さんです。
禰豆子は、鬼となっ てから、人を噛まないように竹をくわえているためもあり、言葉をほとんど発しませんが、
うめき声や唸(うな)り声、感情を込めた息遣 (いきづか)いなど、
繊細(せんさい)な表現が求められる役どころです。
鬼頭 明里さん は、その難しい演技を見事にこなし、
禰豆子の“言葉にならない想い”をファンへ届けました。
また、禰豆子の声は、アニメ全体の雰囲気を支える大きな力となり、
鬼滅ブームの原動力の一つになったと言えるでしょう。
そして、朝日を浴びても消滅しない、禰豆子が歩いてきたときに発した最初の
“おはよう” の声は、驚きと共に、とても感動的な場面になりましたね。
私もその感動で、涙が止まりませんでした(泣)
ほんとに
「生きていてくれて よかったねぇ〜」
でしたね。
鬼滅の刃 禰豆子(ねずこ)(アニメ)まとめ
『鬼滅の刃』における禰豆子(ねずこ)は、鬼でありながら太陽を克服し、最後には人間へと戻るという唯一無二(ゆいいつむに)の存在です。
その歩みは、家族愛や希望を象徴し、 物語全体を導く役割を担いました。
公式イラストやアニメの演技を通じて、禰豆子は 、今もファンの心を魅了(みりょう)し続けています。
「鬼滅の刃 禰豆子 人間に戻る?」、
「鬼滅の刃 禰豆子 太陽克服 なぜ?」
は、物語を理解するうえで欠かせないテーマです。
そして、声優である鬼頭 明里(きとう あかり)さん
の演技や描写(びょうしゃ)が加わることで、禰豆子というキャラクター はさらに鮮明になりました。
あなたは、禰豆子の “人間へ戻る意味” をどう考えますでしょうか?
とても、深い真理です。
宇宙平和へ繋がることなのかもしれませんね。
鬼滅の刃 竈門 禰豆子(ねずこ)について、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
楽しんでいただけましたでしょうか?
このたび、無限城編で壮絶な最後の戦いを終えました、鬼滅の刃 胡蝶しのぶについての記事を追加しました。
鬼滅の刃 胡蝶しのぶに興味のある方は、よかったら読んでいってください。
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